仕事のスキル
もっとやれるようになりたいことは色々あるんだけど、30歳でいい歳になってしまっているし、仕事に役立たない勉強はしたくないから取捨選択して、身に着けるスキルを選ばないとなと思う。
2年間コンサルの仕事してきて、どうやら評価されるスキルは、人間関係をどれだけ上手く構築するかとか、会議での振る舞いでどう賢く見せるか・納得させるか、といった部分なんだなと痛感した。
それまでエンジニアをやってきてたので、コミュニケ―ション面を軽視していたのもあって、この気づきは衝撃的だったし、実際に意識してやってみると中々効果的なことも分かった。
やればできるじゃん、というのも感じたし、足りないことも沢山あると気付いてからは、巷で良書とされる外資系コンサルの~系の本は取り急ぎで目を通した。
このおかげで、必要なスキルの全体像は把握できたかなと思う。
正直なところ、このスキルって怪しいところもあるんだけど、無いと自分が損しちゃうんだよね。
余計なところで損したくないから身に着ける必要はあると思った。
でもちょっと違うかも。
リーダーシップ・マネジメントはコミュニケーションスキルだけど、無くて損するという性質ではないなと思った。
そうなると、こんな感じでの整理かな。
- 無いと損する立ち回りや身の振り方に関するスキル(短期)
⇒急ピッチでの見に付けるのが必要(損しちゃうから) - リーダーシップ、マネジメントスキル(短期~長期)
⇒僕が身に付けたいと思っているスキルだから、業務を通して、先輩の模倣などしながら身に付けていくスキル - ハードスキル(短期~長期)
⇒一番身に付けたいと思っているスキル。業務で使わないと身に付かないが、勉強しないとそもそもゼロなままなスキル。統計、英語、とか。
いずれにせよ、長期といっても数か月とか、それくらいのスピード感で出来るようにしたいこと。
2016年振り返り・2017年抱負
あけましておめでとうございます。
すっかり年が明けましたが、2016年の振り返りをします。
①全社BPRのPJ
弊社が対象とするには少し規模の小さな会社の全社的なBPRのPJに参画して、生産領域を担当した。
受注してから生産計画を立てて、どんなロットで指示が出され、製造部門ではどのような工夫が行われていて、どのような単位で出荷していくのか、を扱い、理解出来た。
最初は理解できずかなり苦労した。
また、上司がワークライフバランスを全く意識しない人だったので、連日2-3時まで分析・示唆だし、朝は毎日7時からミーティングがあり、死にそうだった。
実際に、頭痛がとまらなくなり、途中でPJを出してもらった。
まぁ、プランニングフェーズはしっかりできたので役目は果たせたと思う。
②営業支援のBPR
営業の経費周りの業務改革。
前のPJと比べ対象領域も小さく、1人で年末までやり切れた。
自分で分析・示唆だしを行い、PPTも合計45枚くらいつくり、自分で経営企画部長にQ&A合わせて90近くプレゼンした。
上司・同僚にも、クライアントにも高評価をもらえて、我ながら成長したなと思った。
1年前では絶対に出来なかったことなので。
③その他
あと、昇進も出来たので給料も上がった。
ここを目的においていたから頑張れた。
もう、①のようなワークライフバランスが崩れた人とは働かないと決めた。
自分の中の価値観が変わるくらい、つらかったので。。
ただまぁ、結果として非常に充実していた1年であったと思う。
最後に、何が2016年で出来るようになったかを纏める。
【成長した点(=出来るようになったこと、自分の資産となったこと)】
- PPT作成スキル
- データ分析スキル(調査設計、分析軸の設定、集めるファクトの定義)
- クライアントコミュニケーション(Mtg設計、論点整理)
- 生産部門に関する知識
- 消費材業界に関する知識
【2017年にやること】
- 英会話(Berlitzに既に通っている)
- 統計分析の理解(R言語を用いてみる)
- ワークライフバランス向上(実質労働時間の減少、自己投資の加速)
- 昇進(スキップ)
今年も宜しくお願い致します。
会計の勉強再開(簿記2級・1級)
PJから出て、2週間の休みを取ったことを利用して勉強再開します。
会計の勉強をやろうかなと。
前は業務改革のPJでしたが、そこでも会計の話が出てきて必要性を感じた(話を合せるの精一杯で自信を持って発言出来なかった)ので、改めてやるべきやろうと思いました。
USCPAは、監査をやりたいわけではないのでパス。
要は仕事で話が出来ればいいわけで、出来るだけ基礎から勉強したい。
また、目線が下がり過ぎないように、上流よりの書籍も読まないといけない。
今回はテキストとして、「とおるテキスト」シリーズを利用。
財務会計・管理会計ともに、2級+1級(1級は3冊ずつ)の合計8冊を行う。
既にある程度進めていて、残りの休日の予定からすると、1日目次7つ分やれば8冊完了出来る見込み。
日商簿記1級とおるテキスト工業簿記・原価計算〈1〉費目別、部門別計算・個別原価計算編
- 作者: 桑原知之
- 出版社/メーカー: ネットスクール出版
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 1回
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以下も購入済だけどやる時間ないかな、上の2週目もやりたいので。
計画はExcelで可視化。
今後のためにがんばろ。
業務コンサルの要件
業務コンサルという領域の仕事をしていて、あらゆる面でのスキル要求されていることを感じています。
正直、最近結構しんどくてまいってます。
寝る時間もあまり取れず・・・。
仕事自体は面白いが、耐えていけるかという不安も。やるしかないんですけどね。
転職という選択肢を失敗にしないためにも。
具体的には以下の3つが求められているなと感じる。
①社内向けコミュニケーション
②社外向けコミュニケーション
③専門知識
①社内向けコミュニケーション
どのプロジェクトにアサインされても、必ず何割かは未経験のタスクが任されることになる。
そんな時はゼロベースでなく、社内のアセット(会社としての経験値)を利用することが求められる。
勿論バリュー出るならゼロベースでもいいけど、聞いた方が早いなぁという感じです。
そんなときに、
・聞けるツテを持っているか
・PJ知識ゼロの相手に知りたいことを伝えられるか
・目上のレベルの人に聞くことが多いので失礼の無いように聞けるか(これ重要)
て要件が出てきて、中々大変です。
②社外向けコミュニケーション
お客さんと話す時は、常に気を使わないといけないです。
弊社としてのスコープを常に意識する(要は提案書のスコープ)必要があり、うっかり何でもできますって言っちゃうとお客さんの期待値が上がってしまって、通常通り仕事をこなしても感謝されない、になってしまうため。
あと、期待値上がり過ぎると、仕事が増えて死ぬ。。
上手くこなすにはそれなりに経験と、提供すりソリューションに対して熟知していることが求められるから、若手は苦労するところかなと思う。
③専門知識
お客さんは20年選手のような人ばかりなわけで、僕みたいな社会人数年のやつの意見なんて聞きたかないわけです笑
なので、お客さんにとって価値のある情報である他社事例・一般理論などのファクトベースで会話を進める必要がある。
経験値と言ってもいいかもしれない。
特定の分野について深くしっていないとお客さんからすると不要な人間になってしまうので、常に得意分野を持てるように学ぶ姿勢が必要。
特定の分野というと、「小売業界」「通信業界」というのでもいいし、事業横断的な意味では「会計」や「アナリティクス」、「システム」といったものも含まれる。
BPR、ハゲタカ
前回のブログで簿記2級勉強すると言ったものの、全く進んでません。
新しいPJにアサインされて、はじめてやる領域なので毎日仕事とインプットでいっぱいいっぱいになってて、悲しいですがあんまり余裕無いです。
何が論点になるか?
これを考えるわけですけど、以下の5つをやる必要がある感じです。
①As-isとTo-beの「To-be」がまず頭に入ってないから学習する必要がある。
②とはいえ、To-beは絵に描いた餅感があるので、現状の業務分析との比較が必要
③上記の両社を踏まえた上で、論点は何になるか、何を知れば良いか、をリスト化
④おそらく現状業務の棚卸して、規則化するところまで期間的にもスコープになる
⑤システムで実現できる範囲はどこまでかを知る必要がある
それぞれに対する自分のアクションは以下になります。
①一般的なビジネスプロセスモデルを書籍等で勉強する
②受領した資料から、現状の業務を理解する
③「①」によりTo-beが分かっているので、どこを手直ししたら良いか(論点)を書き出す
④業務を合理化・効率化するにも、どこまで出来るのかを期間から考えて現実的な着地点を元にイメージする
⑤システムに詳しい人に教えてもらう
てなわけで、書いてみたもののそんなにうまく出来ていなくて、時間を投入しているところです。
仕事人間になっていいと思ってますが、隙間時間を使って非ビジネスの本も読むことにしました。
先週~今週は「ハゲタカ」読みました。
企業再生ファンドって何かよく分からなかったですが、外枠の表面的なとこはイメージできるようになったかなって感じですw
仕事でも非ビジネスでも、知らないことを知るって楽しいです。
仕事は余裕なくてはずかしいですけど。。
USCPAより簿記1級
プロジェクトから出る予定が少し延長して隣のプロジェクトのサポートをしていて、状況としては時間に余裕があります。
将来への不安を感じるこの頃で、何か専門性を付けたいなと思って、会計に興味を持っています。
前までやっていた仕事が財務関連のコンサルだったこともあり。
結論から言うと、
・2016年6月12日(日)簿記2級合格
・2016年11月20日(日)簿記1級合格
を目指そうかなと思っています。
会計の知識とコンサル業務は親和性があるし、今回のPJでクライアントとの会計分野での会話で困った経験があったため、それを解消したい。
会計で食っていく決意は出来ていないが、何もやらないより、常に知識を身に付ける努力をし続けたい。
会計はどの会社にも必要なことで、汎用性があるため時間をかけて学ぶ価値があると感じた。
こんなところです。
この時に、USCPA取得も考えましたけど、やめました。
理由は①コスト、②取得した資格を利用仕切れない、です。
AbitusとTACでも話を聞いてきて、そう思いました。
そこまで海外志向がなく、海外企業の経理・財務部での仕事をしないなら、USCPAはいらないかなと思ったし、それなら日商簿記1級で目的(会計の素養を付けたい)は代替できるかな、と。
また、出題範囲は違う(税法、法律、ビジネス、監査がCPAには含まれる)ので、難易度もUSCPAの方が高い。
費用(単位取得と講義で75万円、受験料約5万×4科目、etc)も大きい。
今の覚悟で手を出すべきではないと判断しました。
海外志向は無いけど、英会話は出来るようになりたいですが(笑)
(今はTOEIC850、会話は全然・・・)
PJが終わり、次のPJ
PJ(財務、アウトソース)が終わった。
学んだことがあって、結論から言うと働き方について学んだ。
自分の主張を通すことの大切さだった。
仕事がかなりハードで毎日24時を超える生活が3ヵ月位続いた。
土日も結構働いていたし、おかしくね?ってなった。
この原因は、明確におかしいと感じたことにおかしいと言ってなかったから、不満が無いのだと思われていたということ。
そこで、以下のことを明確にした。
・仕事のスコープを明確に上司に確認して、そこからはみ出る仕事はしないことにした。
・休む日を前もって宣言、承諾をもらい、何があっても休んだ。
前提としてきちんと仕事をこなすということもあるが、上手くいった。
おかしいと感じたことはおかしいと言わなければならない。
勿論、自分の感覚がずれていたら理解されないけど、自分はずれていないし、価値判断の基準が正しいかどうか常に見極めるようにしているし、何が健全か、については常に考え続けている。
とにかく、この点が一番学んだ点であった。
勿論、財務的な領域も学びにはなったけど。
上海にも旅行いきました~♪
なぜか毎日頭痛でロキソニンに頼る生活でしたが。
部署異動もして、今後はより上流の仕事につく予定。
今年はBPRがキーワードになりそう。